尾崎豊死因
尾崎豊死因

司法解剖による見解
尾崎が過去に覚醒剤での逮捕歴があることから誤解を受けやすいが、
司法解剖時に検死をした支倉逸人によると、
尾崎の死因は、経時的な悪化による薬物中毒死ではなく、
致死量の2.64倍以上の覚醒剤服用(オーバードース、薬の多量摂取)による
急性メタンフェタミン中毒が引き起こした肺水腫と結論付けられている。
他殺の疑惑
だが、尾崎の遺体には暴行を受けたような酷い傷やあざもあり、
亡くなった日の状況がきわめて不自然であることから、他殺だとする説も根強い。
しかし警察は、状況捜査や司法解剖を行った結果から
「事件性なし」として調査を終結した。
尾崎豊が亡くなってから約2年後に、
尾崎ファン約10万人近くの署名を集めた
再捜査嘆願書が警察に提出されたが却下された。
それから7年後の1999年には写真週刊誌『フライデー』に
蘇生措置を施している時の写真が掲載され、
当時の捜査員の証言なども相まって、その死因にはさらに不可解さが深まった。
だが、検死をした支倉逸人の著書によれば、
擦過傷と打撲傷をじっくり調べた結果、
他殺をうかがわせるようなものはなかったと記している。
それを裏付けるように、
転倒したり暴れて転げ回っていたという証言がある。
だが、はっきりしたことがわからないため、
今までに尾崎の生涯を描いた多数の漫画作品やテレビ番組においても、
尾崎が死んだ時のことは全く触れられていない。
今なお、多くの議論を呼ぶ尾崎の死である。
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